皆さんの中にも
「普通はこうだよ」
「一般的にはこうだよ」
「大人なんだから」
と怒られたり詰められたりしたことはありませんか。
これらの言葉は一見正しそうに聞こえますが、
実は人間関係を壊す可能性のある危険な言葉です。
私の経験から、
これらの言葉がどのように危険なのかお話しします。
「普通」が危険な理由|「普通」は人それぞれ違う
”なぜ危険なのか”
「普通」は人それぞれ違うからです。
私が覚えている、
些細な「普通」のすれ違いを紹介します。
① シャンプーシャカシャカ
※シャンプーが無くなりそうな時に、少し水を入れてシャカシャカすれば最後まで使い切れる
Aさん:「西端さん、シャンプーシャカシャカするよね?」
私:「するねぇ」
Aさん:「Bくんしないんだって、普通するよね?」
Bくん:「……」
これ何が悪いかというと、
Bくんを否定していることです。
私はたまたまシャカシャカする人だったので、
「普通側」になれましたが
Bくんは「普通じゃない側」になってしまいました。
この場合Bくんは2対1で少数派なので、
「否定」されてしまっています。
ただ、Bくんの家庭ではおそらくシャカシャカしてなかったのでしょう。
だから、Bくんの中の「普通」は「シャカシャカしない」です。
大事なことは、
「多数派」=「普通」
ではないこと。
この場合、
Aさんと私にとっては「シャカシャカするのが普通」
Bくんにとっては「シャカシャカしないのが普通」
ただそれだけです。
② 銭湯から上がった後のコーヒー牛乳
皆さんも銭湯から上がった後にコーヒー牛乳飲みませんか?
私は大好きなんですよね。
けど、1本じゃ微妙に足りなくないですか?
2本飲みたくないですか?
なので、私はコーヒー牛乳とフルーツ牛乳2本飲みます。
そんな時に言われたことです。
Aさん:「2本飲む人初めてみた」
私:「1本じゃ足りなくない?」
Aさん:「足りないけど、2本飲む人は初めてみた」
私:「足りないなら飲めばいいじゃん」
Aさん:「……」
Aさんは言葉に出していませんが、
「普通1本じゃない?」と暗に言っているのです。
「普通1本だけど、お前は2本飲むんだね」と否定しているのです。
”①②に共通していること”
「どうでもいいことを否定している」
シャンプーシャカシャカするのも、
コーヒー牛乳2本飲むのも、
マジで、
「どうでもいい」
です。
こんなにどうでもいいことなのに、
「否定された側」は結構ストレスを感じます。
「否定される」って結構ストレスなんです。
シャンプーシャカシャカの場合、
「水を少し入れてシャカシャカすると最後まで使えるよ!」
って教えてあげればいいです。
コーヒー牛乳の場合は、
「2本飲むんだ!?俺も飲もうかな!」
とか乗っかってあげればいいと思います。
否定する必要は全くないです。
こういうどうでもいい否定の積み重ねが溜まっていくと、
少しずつストレスが溜まって行き、
最終的には「崩壊」まで行きかねません。
それと、こういう「些細な普通のズレ」を指摘する人は
他の「些細な普通のズレ」も指摘する傾向があります。
自分がそうなっていないか意識してみるといいかもしれません。
「どうでもいいこと」は否定する必要ありません。
「普通」が違う理由|性格・文化・育った環境は人によって違います
次に、
「結構揉めそうな普通」
の例を出します。
「遅刻」
これ、嫌がる人はメッチャ嫌がりますよね。
逆に私は2、30分遅刻されてもなんとも思いません。
遅刻を嫌がるに関しては、
その人の性格や日本の文化・社会が大きく関係しています。
大きくはこの3つです。
①性格:時間やルールを守ることを大切にする人は、遅刻を強く嫌います。
②文化・社会:日本は時間厳守の文化なので、「遅刻=迷惑・失礼」という価値観を持つ人が多い。
③育った環境:親や学校、職場で「遅刻はダメ」と教えられてきた人ほど、遅刻に強いストレスを感じやすいです。
「遅刻」に関しては、いろいろな「普通」が関わります、
日本で行われる「遅刻」に対する厳しい教育が話をややこしくしています。
1つ目は、
「何を普通だと思うか」
が人によって違うことです。
「遅刻しないのが普通」と考える人もいれば、
「20分程度なら問題ない」と考える人もいます。
2つ目は、
自分が「普通」だと思っていることを、
相手は苦手としている可能性があることです。
つまり、
「普通の基準」も違えば、
「できること」「苦手なこと」も人によって違うということです。
「普通」という言葉はざっくりし過ぎてるんです。
そして「遅刻」の価値観はその人が何十年もかけて築き上げてきたものなので、
今から変えようとしても簡単には変わりません。
なので私は人によって使い分けてます。
「遅刻に厳しい人と会う時は時間を守る」
「遅刻に厳しくない人と会う時はまったり行く」
ただし、私は基本まったりしてるので、
「時間に厳しい人」は結構苦手です。
「遅れたら怒られるな、10分前には着く電車にしよう」
「あ!そろそろ行かないと!」
「ん?あれどこ行った?あれやってない!」
「あー間に合わないかも!」
みたいなプレッシャーを感じるので、
時間に厳しい人は自然と合わなくなるような気がします。
私と今も会ってくれる人はほとんど「遅刻に厳しくない人」になってますね。
こちらの記事にも書いていますが、
人それぞれ「得意」「苦手」は違います|相手の特徴を理解すると人間関係のストレスは減らせます
人間関係がうまくいかない理由|「得意」「苦手」を理解すると人との衝突は減らせます
人それぞれ「得意」「不得意」があって、
中には器用になんでもできる人もいますが、
多くの人は、
「不得意」なことをいくら頑張っても
「得意」な人ほどできるようにはならないんです。
私は時間をきっちり守るのはかなり苦手です。
他にもいろんなことでキチキチっとしてる人は苦手なので、
私の周りの人は自然と自由な人になってますね。
無理に合わない人と付き合う必要はないと私は思ってます。
どこまで許容すればいい?|譲れないこと以外は許容した方が人間関係はうまくいく
とはいえ、
「どこまで許容するのか」
ですよね。
私の場合は、
「週に2回くらいは奥さんの料理が食べたい」
「濃い味が好き」
とかですかね。
特に味の薄い料理は全く食べた感じがしないので、
塩とか醤油、マヨネーズをかけますね。
それを
「私が作った料理の味が気に入らないの!?」
とか言われたら困っちゃいますね。
なので、絶対譲れない部分ていうのは必ずあるので、
そこは仕方ないのですが、
どうでもいいことなら譲ってあげればいいんじゃないかと思います。
まとめ|「普通」ではなく「相手の特徴」を見ることが人間関係では大切です
「普通」や「一般的」は人それぞれ違うので、
「自分の普通」が「相手の普通」と思うのは危険です。
「自分の普通」が
「世界の正解なんだ」と思って人と接している人が多いと感じます。
ですが、結構、
「自分の普通」が
「相手の普通」でないことも多いです。
もし、普段自分がやらないことを相手がしていた場合、
「どうしてそれやってるの?」
と聞いてみるのがいいと思います。
理由がわかれば、
「そういう考え方もあるのか」
「そういうふうに育ってきたのか」
と納得できるかもしれません。
人それぞれ、
「得意なこと」
「苦手なこと」
があるので、
「苦手なこと」はやってあげたり、許してあげる
「得意なこと」はやってもらう、任せる
というように、
人によって「得意」「不得意」を理解して分担するのがいいと思います。
人間関係のストレスを減らす方法についてはこちらの記事に詳しく書いています。
人間関係がうまくいかない理由|相手の「得意」「苦手」を理解すると衝突は減らせます

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