こちらのブログで「相手を否定しない」ことをコミュニケーションの正解の一番目にあげました。
皆さんも誰かに否定されると嫌な気分になりますよね。
いつも自分のことを嫌な気分にしてくる人が居たら、その人と一緒に居たくないですよね。
では、相手が間違った認識をしていることに気づいたらどうしますか?
否定しちゃいけないもんな…
何も言っちゃいけないのかな…
そんなことありません。
気づきを与えることが大事
「否定する」と「訂正する」は違います。
ですが、言い方次第では否定されたと思われるかもしれません。
なので、「訂正する」ときは言い方がとても大切です。
一つ私の体験をお話しします。
ナミさん(仮名)と飲みに行ったときに、会社での愚痴の話になりました。
ナミさんが先輩から嫌なことを言われることが多いということでした。
色々話は出たのですが。
ナミさんがティッシュをトイレに流したら、それを見ていた先輩が「ティッシュトイレに流さないでよ」と言ったそうです。
「ティッシュトイレに流して何が悪いの!?」と怒っていました。
そこで私は「ティッシュって水に溶けないから、トイレに流したら詰まるよ」と正しい情報を与えました。
そしたらナミさんは「え!?そうなの!?知らなかった。気をつけるね」と理解してくれました。
言い方が大事
ティッシュをトイレに流したら詰まるっていうことを知らないナミさんが悪いのですが、「ティッシュトイレに流したらダメだよ」とか「そんなことも知らないの?」みたいな言い方はしない方が良いです。
この言い方だと「否定」になってしまします。
でも何も言わないと、またトイレにティッシュを流すので、正しい情報だけを伝えます。
「ティッシュって水に溶けないから、トイレに流したら詰まるよ」
これなら否定にならず、知らなかった正しい情報を与えることができ、自分が間違ってたんだという「気づき」を与えることが出来ます。
なのでナミさんはすぐに「え!?そうなの!?知らなかった。気をつけるね」と改善してくれました。
それと気づきを与えてくれた相手(この場合私ですね)に「ありがとう」の感謝の気持ちを持ってくれます。
「そんなことも知らないの?」など、否定した場合はこうはならなくて、嫌な空気になります。
同じことをしたいのですが、言い方次第で相手の受け取り方は全然違います。
こういう小さな積み重ねが良好な人間関係を築いていくものだと私は思っています。
まとめ
相手が間違っていたら、言い方を気をつけて訂正してあげてくださいね。

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