皆さんの中で、
仕事で悩んでいる方がいると思います。
「仕事つらいな」
「やめようかな」
「転職しようかな」
「どんな仕事が向いてるんだろう」
仕事って毎日することなので、
ストレスが多いと大変ですよね。
そこで、私の経験から
ストレスの少ない仕事選びについてお話しします。

能力圏とは?仕事選びにも役立つ考え方

まず、「能力圏」とは何かですが、
簡単にいうと、
「できること」と「できないこと」を把握しようという考え方です。

「得意」「不得意」を把握して、
「得意」なことを多く仕事にできればストレスは減っていきます。

仕事をしている時に
「これやりたくない」
「あー、ストレスだ」
と感じることはありませんか?
そう感じる時は多くの場合、
「能力圏外(苦手なこと)」をやっている時です。

例えば、
「毎日コツコツ同じことを繰り返すのが好きな人」
は、事務作業のような仕事が苦になりません。
でも、
「毎日同じことをやるのが苦手な人」
は、事務作業をやるととてもストレスを感じるでしょう。

このように、
自分が苦手なことを把握して、
それをやらない仕事選びをすればストレスは少なくなっていきます。

能力圏外の仕事は苦しい

「そんなの逃げだよ」
「仕事なんだかやれよ」
「社会人なんだからつらくてもやれよ」
という意見もわかります。

ただ、それだとストレスで苦しんでる人がいるので、
苦しんでる人が少しでもストレスのない仕事選びができるようにこの記事を書いています。

私もかなり転職を繰り返している側の人間なのですが、
色々な会社を経験して思うのは、
「得意を褒める」よりも
「苦手を詰める」文化が強いように思います。

これは使う側も、使われる側も、
「双方に良くないやり方」です。

使う側が、
「相手が苦手な分野の仕事」を振ると
「思った成果が出ない」
ので、ストレスになります。
だから、
「なんでできないんだ!」
「そんなこと言ってない!」
「ちゃんとやってくれ!」
と詰めることになります。

使われる側が、
「苦手な分野の仕事」振られると
「どうやれば良いか分からない」
「質問したいけど怒られそう」
「これで良いのかわからない」
で、ストレスになりますし、
その状態で資料を作って提出したとしたら
「なんだこの資料!」
「全然ダメ!」
「作り直して!」
と詰められます。

いや、だって、やり方わからないし…
それをできるようになるのが社会人だろ?

けど、苦手な人には難しいんです。

能力圏を活かした会社は、生産性まで上がった

パプアニューギニア海産では面白い取り組みをしています。

その会社の工場で行う全工程を洗い出して一覧にします。
全社員に30個くらいの工程全てに
・やりたい
・どっちでもいい
・やりたくない
を振り分けてもらって、
極力、
「やりたくない」工程をやらせないという取り組みです。

それで発見したことは、
「人によってやりたい・やりたくないはかなりバラける」こと
だから、
「やりたくない」をやらせないことが実現可能なこと。

そして実際にやったら、
「離職率の大幅低下」
「作業効率アップ」
「作業員の職人化」
これによって、
生産性の大幅向上、
大幅な利益アップを実現しました。

やりたいこと(能力圏)だけをやらせることで、
業務改善に大成功した事例です。

仕事がつらいのは、あなたが悪いとは限らない

経営者や上司の人にも「相手の能力圏」について考えて、
適材適所で人材を使うことを意識して欲しいのですが、
それは難しいので、
「自分は何ができるか」を考えることにします。

まず、今の仕事がつらい人は
その仕事が「能力圏(得意)」なのかを考えて欲しいです。
・俺は仕事ができないんだ
・努力が足りないんだ
・怠けてるんだ
と考えて欲しくないです。
そもそも「能力圏外(不得意)」の仕事を選んでしまっている可能性が高いです。

人は誰でも「得意」「不得意」があります。
新卒で入った時は、
それが「得意」で「やりたい」と思ったかもしれませんが。
実際にやってみるとそうじゃなかった、
ということは全然あります。

一つの会社に長く続けることは立派ですし、
収入面でも多く稼げる確率が高いです。

ですが、ストレスを抱えて続けるのは大変です。
転職は悪いことではありません。
収入が増えることもあります。

「能力圏(得意なこと)」で働くことができると、
・ストレスが減る
・仕事も楽
・結果も出せる
・収入も増える
こんないいとこ取りができるようになることがあります。
私自身も会社員を辞めてから、この変化を実感しました。

今悩んでいる人は、
「自分は何が得意」で
「何が苦手」なのか
を意識して仕事をすると、
次のステップが見えてくるかもしれません。

あなたが悪いわけではありません。
「環境が合ってない」可能性があります。

私は20年会社員になれるように努力しましたが無理でした。
20年無理なことはこれからも無理だと思って、
会社員になることを諦めました。

そしたら解放されました。

今はほとんどストレスなく仕事ができています。
やめてよかったです。
諦めてよかったです。
諦めて気づくこともあるんですね。

能力圏と決めつける前に、ある程度は苦しんでみる

ただ危険なのは、
1年とかで、
「能力圏外」と決めてしまうことです。

ある程度は苦しまないと、
本当に、
「能力圏外」かどうかはわからないです。

大事なのは、
「頑張ればできること」と
「頑張ってもできないこと」の
見極め
です。

ですが、これも
ある程度は苦しまないと
わからないです。

年齢を重ねてわかってくることもあります。
「あ、これは苦手なやつだ」
「これはできるな」
過去の経験の蓄積で、
苦しまなくても見極めができるようになります。

そうなれば、
「これは能力圏」
「これは能力圏外」
と切り捨てて良いと思います。

まとめ|仕事選びは能力圏を知ることから始まる

今仕事がつらいと感じている人は、
「能力圏外」の仕事をしている可能性が高いです。

「怠けてる」わけでもないですし、
「根性がない」わけでもないですし、
「人より劣っている」わけでもないです。
環境が合っていないだけです。

「得意」「不得意」を把握して、
「得意」な分野で仕事をすることができれば、
今より格段にストレスは減るはずですし、
収入も上がる可能性があります。

一つの会社に長く続けることはもちろん立派ですが、
それだけが正解ではありません。

人生は長いですし、
仕事に費やす時間は膨大です。
「ストレスなく」「結果が出せる」仕事を見つけることができれば、
本当に人生が変わります。

皆さんも「能力圏」を意識してみてください。

「能力圏」についてもっと詳しく知りたい方は、まずこちらの記事から読んでみてください。仕事だけでなく、人間関係や婚活など、様々な場面に応用できる考え方です。
「なんでできないの?」と思った時に知ってほしい「能力圏」という考え方